汗の結晶

こんにちは! スタッフKです。
年甲斐もなく、真昼間の公園で全力で遊んでしまいました。
30m疾走×3、連続逆上がりトライアル、ジャングル鬼など。
良いのです。
その日は、同い年アラフォーの友達が恋を失くした日だから、良いのです。
ベンチでアイスを食べながら話を聞いて、泣き止むまで待って、気付いたらなぜかフルパワーで遊んでいました。
近くにいたお子様たちも巻き込んでいました。
友達の笑顔と汗を見ながら、少し安心しました。
それだけ良い汗をかいてキラキラしている彼女になら、すぐにまた素晴らしき出会いが来るはず!と確信しました。
「Kちゃん、汗かかないね?」
え? 汗?
「かいてるよー!? なんかベタベタしてるもん」
「ベタベタでちょっとしか汗かかないのって……」
「なに?」
「肌の老化ー!」
たしかに、スタッフK、もともと汗をかきにくい体質ではありますが、さすがにこの暑さの中で暴れ回ったあとにしては少なく、前よりベタっとしているような。
どうであれ!
老化とは聞き捨てならない!
今回のテーマは
良い汗、悪い汗
です。
悪い汗はベタベタ
塩分をたくさん含んだ汗をかくと、皮膚に塩分が残り、ベタベタの汗になります。
汗の塩分濃度が濃くなる原因は、
発汗量の減少
汗腺の萎縮
です。
昨今では、冷房の効いた部屋で常に過ごす機会が増えたため、年齢に関係なく発汗量が絶対的に少なくなっているそう。
発汗量が減ると、汗腺が萎縮します。
汗腺の萎縮は健康美の大敵なんです!
汗は、血液中に含まれる水分や塩分などを取り込んで作られるものです。
通常ならば取り込んだ物質のうち、塩分は体に必要なため、汗として皮膚に出るまでに、汗腺から伸びる導線の中で体に再吸収されます。
ですが、この汗腺をあまり使わず(汗をかかない)にいると、汗腺や導線が萎縮し、再吸収に失敗した塩分がベタベタ汗として皮膚に出てしまうのです。
ベタベタ汗は、汗腺の老化なんですね。
さらに、サラサラ汗とベタベタ汗では、皮膚への作用がまったく違ってくるんです!
サラサラの良い汗は極上の美容液
汗腺の萎縮は、ベタベタ汗だけでなくお肌のたるみも招いてしまうようです。
汗腺が縮こまったあと、そのスペースが空洞化し、皮膚を内側から支えることが困難になり、たるみとなるそう。
とは真逆に、サラサラ汗はお肌の最高天然美容液として働きかけてくれるんですって!
汗は、
乳酸ナトリウム
尿素
を含んでいます。
これらは天然保湿因子として、市販の肌ケア製品にも含まれているんです。
これらの成分は皮膚が潤いを保つために不可欠なものなんですよ♡
サラサラの良い汗は、保湿のほかにも、
お肌のターンオーバー助成作用
殺菌作用
を持っています。
自分の汗が良いものか悪いものかだけで、お肌を守るか傷つけるかに極端に二分されてしまう選択肢。
なにをどう考えても、健康美を軸にするオトナ女子なら、良い汗かきたいですよね!!
サラサラ汗をかくには
良い汗をかくための至極実践的なコツをまとめてみました。
①汗をかく頻度を増やす
ベタベタするからという理由で発汗を制御しないようにしましょう。
ベタベタの汗を許し、根気よく発汗していれば、汗腺機能はわりとすぐに元にもどり、サラサラ汗をかけるようになるんです!
匂いが気になるところですが、出せるときは出しておかないと、汗の匂い改善も後回しになっちゃいます……。
ジム通いの敷居が高い方なら、お風呂で発汗やサウナで発汗でももちろん大丈夫!
※お水をたくさん飲むことも必須事項ですよ。
②食事で工夫
香辛料や熱さなどで、食べながら発汗を促すことも効果的ですが、ここでは美肌をなにより意識した食事の工夫を!
なんと、
ビタミンCを口から摂取すると汗にビタミンCが含まれて出てくる
のだそうです!
汗をかいたらお肌にビタミンCシャワーを浴びせることができるような驚異的な発見ですね。
いまの時期でしたら、ピーマン、ゴーヤ、トマトなどを使ったレシピが美味しいですねー!
良い汗は健康美の味方
汗線は、加齢でだんだん衰えてはくるものです、が、それは活かさなかった場合のこと。
シンプルで簡単な習慣で、だれでもサラサラ汗がかけるようになります。
スタッフK、公園に行った夜から毎日欠かさずゆったりお風呂に入っています。
一昨日より昨日、昨日より今日、と微かながら確実に汗の量が増えています!
汗まで美しく! 健康美への探求は続く。