鏡は女の魂

こんにちは、スタッフKです。
アラフォーにもなったというのに、先日、母に叱られました。
理由は、
手鏡が汚い
です。
スタッフKの母はいくつ歳を重ねても高い女性力レベルを保っている人で、スタッフKは物心ついた頃から繰り返しあらゆる女性意識の欠如を指摘されてきたのですが、まさかまだ叱られるとは。
ふと急遽コンビニに立ち寄る話になっても、眉を描いていないときは決して店内に入らず、背筋を伸ばしてゴミ箱の隣で待っている、高尚で粋な母親です。
女性力はいまだ敵いませんので、叱られたなら素直に聞いて学びとします……。
母曰く、
自分が映る鏡というものを磨かずして自分の何を見ようとしているのか
だそうで。
き、厳しい。厳しいです。しかし正論です。
母、また曰く、
六曜(歴上の日を6つに分けたもの)を重んじるのは大事、仏滅の日にはピザ宅配さえも宜しくない
と。
スタッフK、そのへん、半信半疑なもので、順守することなく好きな日に引っ越したりなにかの契約をしたりしますが、嫌な顔をされます。
き、厳しい。厳しいです。しかし親の尊重するその信心は、本心、おざなりにしづらいです。
反発心もないとは言い切れなかったので、調べてみたら、
母はある意味、大変正しかった
という真実を知ってしまいました。
今回のテーマは
鏡の扱い方は科学的にも形而上学的にも、健康美と切り離せなさそうな論がある
です。
鏡を磨くことは素の自分を磨くこと
現実的に、鏡は自分を映し、自分を確認するための数少ない自分確認の手段です。
鏡を見ずに自分の姿は見られませんよね。
自分とは、自分がいちばん見ないもの。
どんな服装も髪型も表情も、自分より周囲の人間が自分の外見を見る時間の方が多い。
つまり、鏡は、自分を確認するための貴重な道具なんですね。
鏡で自分を見れば、ヘアの乱れや、メイクの似合う似合わない、肌色、顔色をしっかりチェックできます。
美意識や健康意識を高めるために積極的に鏡を見る習慣を付けることが大切です。
自分の姿をきちんと見る習慣ですね!
その際、鏡が汚れていてはきちんと見ることができません。
鏡はいつもキレイにすべき。
鏡を磨いておく意識は、現状の自分をしっかり見て自分をキレイにしようという美意識の大基本なんですよね。
鏡は不思議な力の宝庫
古来より、鏡は特別なパワーを持つアイテムとして慎重に扱われてきました。
ものをそっくり映す鏡は、神秘的、宗教的な意味で、たくさんの文化の中でたくさんの意味を持たされてきました。
例えば、卑弥呼は魏王から贈られた銅鏡を使用して太陽のパワーを自分に取り入れ、若さを得ようとしたそうですし、グリム童話ではこの世でいちばん美しいのは誰?と聞かれた鏡が、真実しか示せない存在として「白雪姫だ」と答える場面もあります。
鏡が霊力を秘めていると信じる文化は、現在でもあらゆるところに根付いています。
神様の姿を映すものと考え、鏡を御神体としてまつっている神社がいまもありますし、鏡が割れると不吉だという感覚は身近なものですよね。
風水でも、家のどこに鏡を置くかが大変重要になるそうです。
合わせ鏡は良い気を跳ね返し合って停滞させてしまうとか、寝室に置いてしまうと寝ている間に運気を吸収している姿を映しその運気が鏡に吸収されてしまうとか!
科学的でないものをあまり信じない方もいるとは思いますが、鏡を大事にすべきだという、数えきれないくらいの史実や伝説があるので、スタッフKはなんとなく鏡の不思議なパワーはあると感じています。
信じてみて、軽くでも意識してみると、なんだか生活を楽しむエッセンスになる気もしますよね!
この形而上学的な側面でも、いつも必ず、
鏡はピカピカに磨きあげ、大切に扱う
が大基本になっています。
鏡をうまく使いましょう
ふとした母からの注意から気付いた今回の鏡の大切さでしたが、鏡の扱いはどんな理由であれ丁寧にするべきだと理解でき、感謝しています。
鏡は生活に不可欠なもの、どうせ使うならばそのメリットを最大限に活かしたいですね。
自分の健康美意識を高めるもよし、ものを丁寧に使う意識を高めるもよし、自分だけの楽しいライフポイントにしてもよし!
いまからお風呂の鏡、磨いてきます♡