歯と笑顔

こんにちは。スタッフKです。
先週のバレンタインの記事、ハッピーバレンタイン! にたくさんのアクセスをいただき、感激です。
ありがとうございます♡
感激ついでに、
日本で生まれ育ちつつ、アメリカ暮らしを長く経験したスタッフKの独断健康美知識を語らせてください!
同じ資本主義国家の日本とアメリカの文化で、だいぶ違う健康美意識のひとつ、それは、
歯並び
です。
これはとても繊細な問題なんです。
日本では、八重歯のキュートさが認められていますよね。
アメリカでは、キラリと粒揃いした歯並びが、エリートの証のひとつとなっているんです。
キュートかどうかは別として、スタッフKは、その昔、なんと4本すべてが八重歯でした!!!
そうです、八重歯になる可能性のあるすべての歯が(正式名称は上顎犬歯の低位唇側転移(じょうがくけんしのていいしんそくてんい、通称犬歯もしくは糸切り歯、場所で言えばここ画像の、尖った歯)、顎と歯の大きさバランス崩れにより乱杭歯になっていました。
アメリカでは、幼い頃から、重なり合う歯を真っ直ぐ並ぶように矯正することが社会人となる第一基本のように考えられています。
4本八重歯を持ってアメリカ暮らしをしていたスタッフKは、事あるごとに歯列矯正を勧められていました。
が、留学生の身では保険も効きませんでしたし、あまりに歯並びについて各所で治した方が良いと聞きすぎ洗脳されまし
たもので、結局帰国後に日本で矯正をしました。
4本の八重歯を美しい並びに矯正するために、何をしなければいけなかったかをお知らせします……。
犬歯自体は噛むことに直結するため絶対に抜いてはならず、犬歯のひとつ奥の歯4本、さらに、空いた隙間を察知して後から整えた歯列を押す可能性のある、まだ生えてもいない4本の親知らずを、わざわざ切開してすべて抜く。
つまり、計8本の歯を抜かなければいけませんでした。
まだギリギリ10代だったスタッフK、痛いし大変だし、そもそも、ここまで自然の人体の出来に歯向かってまで綺麗に並べなきゃいけないものなのかを、矯正器具をつけ泣きながら、毎日問うておりました。
歯列矯正に関するメリットデメリットをお伝えします。
これで何を良しとするかは、各位、皆さまの自己判断に委ねたいと思います。
歯列矯正のメリットデメリット
⑴外国ならば、歯列の良さが育ちの良さと判断されます。
日本以外では、歯並びを整える余裕がある経済力、ステータスが評価されます。文化です。
⑵虫歯予防となる
単純に、重なる歯より磨きやすいですよね。
磨き残しを最小限に抑える効果があります。
⑶遺伝的には、矯正後の状態が受け継がれる
なんと、歯並びだけは、矯正したら矯正した状態が子供に受け継がれるんですって!
なんともミステリアスな人体のつくりですね。
では、デメリットの説明に移ります。
⑴日本の文化ではむしろチャームポイントになる
八重歯がある女性が可愛いという感覚、ありますよね?
セクシーさの必須ポイントをご存知でしょうか。
左右対称でない、完璧でない、不思議なアシンメトリー
が女性の魅力の出所となるそうです。
⑵自然体の自分を肯定できる
整形ほどではありませんが、歯列矯正は、自然工程に対する加工工程となります。
就職に関与するというアメリカほど歯並びに関してうるさくない日本文化は、言い換えれば、ありのままの容姿を肯定できる文化とも言えますね。
⑶ 歯列矯正をすると後遺症が生じる
歯茎後退による知覚過敏
歯周病羅漢しやすくなる
歯の寿命が短くなる
などです。
⑵に準じますが、自然の状態を崩せば不自然さが生じて当然なのです。
ここで、スタッフKは歯列矯正をして自分的に納得したかどうかの本音を暴露します。
個人的には、いじりたくなかったが、結果的には良かったかな?
ですね。
自然な状態が好きだし8本も抜いたので今後の歯のケアが不安。とはいえ、あの状態では虫歯予防のケアが大変なままだったと思うからです。
簡単確実な歯のケア
歯並びがどうであろうと、歯のケアがきちんとされていて清潔感があれば、笑顔は素敵なものになります。
☆歯磨きは鉛筆持ち
鉛筆持ちで歯ブラシを使うと、いい角度で歯にあたるので、普通に握って磨くより少ない力で歯磨きができます。
歯ブラシが広がらないくらいの力で、小刻みに、前歯の内側は歯ブラシを立てて1本ずつ、がベストな磨き方です。
これを鉛筆持ちでやると、少しやりにくいのですがとても綺麗に磨けます。お試しください!
☆食事はよく噛む
噛むこと自体が、仮歯磨きになるそうです。
よく噛んで食べると唾液の分泌量が増えます。
唾液は口内の健康を保つのに大事なものです。
歯のエナメル質にできた小傷などなら、唾液で修復が可能なんです。
特別な矯正やケアは必ずしも必要ではない
歯列矯正、ホワイトニングなどは、文句なしに良しと思われがちですが、そうではありません。
矯正はデメリットも多いですし、ホワイトニングをやり過ぎると歯は少しずつ小さくなっていきます。
もちろん、綺麗に並んだ歯を望むのでしたら矯正はありだし、ホワイトニングも適度ならば良いかと思います。
ですが、なにより大切なのは、
笑っている自分の口元が好きかどうか
ですね!
だれかと比べたり、常識だけに惑わされずに、自分の心と体を自分がいちばんに愛してあげましょう♡
それこそが、健康美♡